2010年10月16日土曜日

松尾祐孝の香港便り・第1弾

国際的な省エネルギー指向の影響で、かつてよりも明るさは半減した感じですが、
それでも幻想的なまでな美しさです。九龍側より香港島を望む夜景です。

ISCM香港支部主催の秋恒例の現代音楽祭=<MUSICARAMA2010>に来ています。
今年の招待作曲家3名の一人として招待を受けて、レクチャーとコンサートに出席することになりました。併せて日本の現代アンサンブルの紹介も依頼されて、next mushroom promotionの皆さん(芸術監督:福井とも子=当協会国際部長、fl.:奥田律、cl.:上田希、pf.:山本典子、vn.:辺見康孝、vc.:多井智紀)と共に14日から香港入りして、到着早々からリハーサルが始っています。
メンバーの皆さんはとても熱心で、公演の成功が予感されます。現地のオーガナイズの組織的で、国際都市香港を実感しています。

今日15日夜には、私のレクチャーがありました。英語でのレクチャーで通訳無しという環境でしたが、フランクに且つ熱心な受講者に恵まれて、サンプルCDの再生やスコアの提示を挟みながら、日本及びアジアの伝統楽器を現代作品に取り入れる事や、カルチャー・アイデンティティーについて講演しました。質疑応答も含めた充実した時間になりました。
ISCM香港支部会長=陳錦標(Joshua Chan)氏がインタヴュアーとしてサポートしてくださいました。レクチャー会場では良い写真が撮影できなかったので、今回は替わりに100万ドルの夜景をアップしておきます。
明日はいよいよnext mushroom promotionの香港公演です!
音楽祭HP 
http://www.hkcg.org/musicarama10/index
(記事:10月15日/香港にて)

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