2011年1月13日木曜日

百花繚乱の一夜、「フュージョン・フェスタII」開催迫る!

日本現代音楽協会事務局長/公演プロデューサー
佐藤昌弘



 現音事務局長の佐藤昌弘です。遅ればせながら、本年もよろしくお願い申し上げます。

 さて、『現音・特別音楽展2010〜協創 新しい音楽のカタチ』第7夜「フュージョン・フェスタII」が、来る121日(金)の18時より、洗足学園前田ホール(溝の口)にて開催されます。

 「フュージョン」と聞いて、カシオペアやTスクエアなどの音楽を思い浮かべるアナタはもう古い!? このコンサートにおける「フュージョン」とは、性格の異なるさまざまな音楽要素が、ジャンルを越境してぶつかりあい、せめぎあいながらも異種交配を成して、ついには一つの新しい音楽のカタチを誕生させるというスリリングなステージを意味するのです。

 当夜ご来場頂ければ、コンテンポラリー・チンドン・バンド「チャンチキトルネエド」の練り歩きパフォーマンスがオープニングとファイナルを飾り、琵琶、オーストラリアの民族楽器、ウクレレ、ローランド社の最先端のデジタル楽器V-DrumsV-Pianoなど多種多彩の楽器も登場して、およそ通常の現代音楽の演奏会にはみられない光景に目を見張らせられることでしょう。

 一方でスタンタードな楽器も登場するのですが、ただし通常のたたずまいとはならず、ヴァイオリンが邦楽器と、ソプラノがコントラバスと、フルートとチェロがデジタルピアノと、クラリネットとピアノがエレクトロニクスと、フルートが「天然脳」と称するパフォーマーと遭遇し、一期一会のコラボレーションを展開します。

 日本現代音楽協会会員作曲家の門脇 治、田丸彩和子、河内琢夫、高嶋みどり、佐藤昌弘、田中範康、松尾祐孝、ロクリアン正岡、森田泰之進がお届けする、ナンデモアリの百花繚乱プログラムに乞うご期待!!

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