岩見 玲奈(マリンバ)Reina IWAMI
この度、本選に出場させていただけることになり、大変光栄に思っております。第一次、二次予選ともに邦人作品を演奏させていただきましたが、この度本選も、邦人の権代敦彦さん作曲《木はやはりなにも言わない》を演奏させていただきます。
これまでに私が勉強させていただいた作品の中でも、特にこの作品には、出会った瞬間に曲が持つその魅力に引き込まれてしまい、その後楽譜を拝見し、更に深く感銘を受けました。今年春、東京音楽大学を卒業しましたが、その折にこの作品を、何か特別な気持ちで演奏させていただきました。
作品全体を通して、幅広い音域の鍵盤を十分に使用し、また「1〜7」、「7〜1」という数字に基づいて音楽が進行してゆきます。マリンバという楽器の特色を、またそれを十分に生かすことの出来るこの作品の魅力を、聴いて下さるお客様にお届け出来るよう、精一杯演奏させて頂きたいと思います。
▼プロフィール
8歳よりマリンバを、16歳より打楽器を始める。ベルギー国際マリンバコンクール2007ソロ部門第2位受賞。第25回日本管打楽器コンクール打楽器部門第1位受賞。ザルツブルグ国際マリンバコンクール2009第1位受賞。東京音楽大学大学院1年在学中。(財)ロームミュージックファンデーション2010年度奨学生。現在、菅原淳、久保昌一の両氏に師事。
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