2010年12月10日金曜日

“競楽IX”本選出場者紹介〜木埜下 大祐


現代音楽演奏コンクール“競楽IX”ファイナリスト紹介
木埜下 大祐(フルート)Daiske KINO-SHITA

 皆さん、こんにちは。フルートの木埜下です。今回わたしは武満徹の《ヴォイス》とブライアン・ファーニホウの《カサンドラの夢の歌》を演奏します。まったく性格の異なる2つの作品ですが、1本のフルートがつくりだすことのできる音響空間と音楽の限界に挑戦した作品、という点では共通するところがあり、それぞれの曲の持つ違いの対比を楽しんでいただければ、と思います。
 皆さんと会場でお会いできるのをたのしみにしております。

▼プロフィール
1977年金沢市生まれ。ハンブルク音楽院(石川県芸術インターンシップ事業在外研修員)、ブレーメン芸術大学を卒業。フルートを小泉浩、ユルゲン・フランツ、ヘレン・ブレットソー、ハリー・シュタッレフェルト、マリオ・カローリの各氏に師事。”競楽”において、3度の入選、および内1度の審査委員特別奨励賞を受賞。グイヤンシンフォニーオーケストラ首席フルート奏者を務めた後ソリストに転出、現代音楽を中心に幅広いシーンで活躍している。

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