2009年3月9日月曜日

現代の音楽展2009満席御礼!

2月1日,3月1・5・6・8日と5夜にわたって開催された現代の音楽展2009が終了した.3月5日の「世界に開く窓〜北欧特集」,6日の「コンテンポラリー・ヴィルトゥオーゾ!」,は信じられないくらいのお客様がおられた.ほぼ満席.
   3月8日の「MoVEヴォーカルアンサンブル演奏会」の日は満席を越えてしまった.ホール側の決まり「消防法の規定により立ち席は駄目」という事で何人かの理事は,お客様のために席をお譲りしてロビー鑑賞となった.
   広報部も頑張った.仕事のひとつであるプログラム校正にミスが3カ所残ってしまった.ゴメンナサイね.
   
   突如の不況は各芸術団体を直撃している.現代音楽協会も同様で,理事会の日々のテーマは経済危機にどう対処するかである.
   助成金の方針が「赤字の半額補助まで」になっていて,要するに沢山戴くためには赤字を増やさなければならないのだ.この赤字は自己負担金と名前が付けられ,出品者や会の会計での負担となる.自己負担金を減らすために,助成金を頂戴する訳ではないのだ.
   どうぞサポーターになって下さい.お願いします.
   この後はニューコンポーザー誌10号の編集作業である.6月発刊に向けて原稿の入稿チェック,遅れたものの督促...実はこれが辛いのだ.日ごろ締切りと戦っている我々が,逆に催促する立場に立たされる.
   「人物往来」はバレリーナ森下洋子さんです.先日インタビューを終え,文字起こし作業に入っております.
   芸術は直接人を助けたりは出来ないけれど,人が生きて行く精神の根底を支えるものだ,という信念が我々の活動を支えている.
  今まで人が見なかった世界へ! 人が踏み込まなかった世界へ!
冒険家と似ている所がありますね.
広報部長・遠藤雅夫