2008年5月7日水曜日

サックス・フェスタへ繋がった大石さんによる充実のレクチャー


ただ今現音では〈現代の音楽展2009〉「サクソフォーン・フェスタ」で上演する作品を募集中です。要項は「作品公募」のページをご覧下さい。
 4月13日(日)13:00より洗足学園音楽大学において、作品公募に向けてのサックス奏法・記譜法などのレクチャーを行いました。講師には、パリ帰国第一弾公演「B→Cバッハからコンテンポラリーへ」で注目を集めた大石将紀さんをお迎えしました。
 微分音程や重音は勿論、研究され続けている新しい奏法の紹介もあり、またその場で参加者とディスカッションしながら、奏法の工夫や実験をしてみるなど、作曲者も演奏者もサックスの魅力と可能性を存分に感じることが出来たレクチャーでした。
 奏法を活かした作品の紹介ということで、大石さんによるミニリサイタルも開催、また洗足学園のご協力により、ソプラニーノからコントラバス(!!!)までの7種類の楽器が登場するといった貴重な機会となりました。
 会員内外のみなさんの、多様なイマジネーションで「サクソフォーン・フェスタ」を充実したサックスの祭典にしていただければと思います。ご応募お待ちしております!
(tt事務局員)

写真左上:沢山のご来場者、洗足学園のカルテットのみなさんも。
写真右上:レクチャー中の大石将紀さん。
写真左下:終了後も熱心に大石さんに質問する姿が見られた(あっち向いてホイではありません)。